わたしの足跡  京(ミヤ)

わたしは母のつくった詩が大好き!母の作品を掲載します。

蕗(ふき)のとう

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山の畑に入ると

霜柱がサクサク 足下で鳴る

冬枯れた蕗の葉を分け

蕗のとうが芽吹いていた

真っ直ぐ天を仰ぎ

陽を暦に出番待つ

土の中 春の仕度で

忙しかろう


            京

 

 

京「冬のある日、蕗のとうを見つけに畑に入ろうとしたら、足下がサクサク鳴り、何十年振りかで実感した、懐かしい音だった。」

 

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(ふきのとうと富士)

 

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