わたしの足跡  京(ミヤ)

わたしは母のつくった詩が大好き!母の作品を掲載します。

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

別離(わかれ)

陽を さえぎりし黒雲井別れの時を 突きつけし悲しみの涙しとどに 降りしき心(うち)より 出でて打たれてみたき日辛き 別れに 京 大切な人たちとの別れに・・・。 雨の日、車の中から外を見たとき、いつもの景色はこつぜんと消えて、それを書いたそうです。 …

富戸の海

富戸の荒海寄せては返し波が岩を打ちつけて岩が波をはね返す波が岩を打ちつけた力で波は はね返る岩をたたいて できた泡海の藻屑になり果てる波に もまれてできた華なくてはならぬ ものとなり 京 なくてはならぬものとは、「塩」です。 姑さんで苦労している…

花火

夜空の花火不思議だよねドドーンと音がして咲くんだよアッというまに消えちゃってそのあと夜空は知らん顔何にもなかったかのように星も一緒に知らん顔本当に花火 見たんだよ今は 私も知らん顔 京 人のうわさも75日。その人のことをあんなに言っていたのに…

十五夜の 月が雲間に照らすとき真白き浜木綿の花夜目にあざやかし恍惚とした 時はうつろい競い咲きて 憂いきわまりぬを月は知ってか 京 月の光に青白く映える花を書きたかったそうです。 #詩 #しあわせの足跡 #京