わたしの足跡  京(ミヤ)

わたしは母のつくった詩が大好き!母の作品を掲載します。

神様の子守唄

音色の奏でる調べは

神様の子守唄

たまゆらのゆりかごに揺られて

魂のふるさと 天国に運び給えり

 

             京

 

 

京 「楽器で一番好きなのはピアノです。〇〇ちゃん(わたしのこと)も習っていたので、本当にこんな感じに思えました。」(京のノートより)

 

 

ピアノの先生をしている知人に発表会に招かれて、後日、この詩を贈ったそうです。

先日、東儀秀樹さんの公演が夜、御用邸の松林の中であり、自然の中で一層、素晴らしかったです。その時も聴きながら、この詩を思い出していました。

花泥棒  その2

我が家の庭に 咲く花を

誰(た)れぞ 手折らん 人がいる

手塩にかけて 咲かせたものを

エ、エ、エ~イ 持ってけ 花泥棒

 

              京

 

 

京 「嫁入りが決まるとこんな気持ちでしたね。それでも、27歳~28歳だったので、泥棒さんに感謝してますよ。フフフ。」(京のノートより)

 

わたしの手元にある「花泥棒」とは少し違うものが、母のノートにありました。上記はその詩の下に書いてあった、母のコメントです。

花泥棒

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我が家のぼたん 満開なれば

手折るその手をたたくとも

結んだ心が切れぬなら

エエイ 持ってけ

花泥棒

 

           京

 

 

わたしが結婚する時に、母が(わたしの)夫に向けての気持ちを書いたものです。

娘 (その3)

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華やぎて

移ろいし時 咲く

しゃくやくの

熱き想い知る

      京

 

これも誕生日にプレゼントされた詩ですが、何歳のときにもらったのかは覚えていません。たぶん20歳代ではあるでしょう。
母はお習字や書道など習ったことはありませんので、自己流で適当に字をくずしたりして書いています。悪しからず。

娘 (その2)

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香(にお)い立つ 花の命を

惜しむらく

ここぞとばかりに 咲きにける

野の白百合の まぶしさよ

            京

 

これはわたしの22歳の誕生日に母からプレゼントされた詩です。

娘 (絵手紙)

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我が愛でる花は

まだつぼみ

咲く春を探しに

今日も風に吹かれて

        京

 

 

わたしの21歳の誕生日から10年以上たってから描いたものです。

わたしの想像していた花とはだいぶ違いますが、バラは大好きです!トゲがあっても。

あまり細かいことにこだわらない人なので、花(は)や探し(に)とか抜けています。

わたしは、そういうの気になるタイプです。